MENU

ハラハラが止まらない!初心者にもおすすめミステリー小説5選!!

初心者にオススメミステリー
目次

ページをめくる手が止まらなくなるミステリー小説

本を読む習慣がない方々にとって、いざ本を読んでみようと思って手に取ったものが退屈だったりすると

読み切る前に挫折してしまったりして習慣になりませんよね?

一番最初に読む本が時間が経つのを忘れさせてくれるくらいハラハラして面白いものであれば

読書ライフで良いスタートダッシュができると思います!!

そして、小説といえばミステリーと思う方は多いのではないでしょうか!

ただ、本屋さんに並んでいる溢れんがかりのミステリー小説を見て

結局どれを読めばいいのか分からなくなりませんか?

  • 読書初心者でも読みやすいミステリーが知りたい!
  • ハラハラして退屈させないミステリー小説を読みたい!
  • 読書ライフを楽しく始めたい!

このような方のために今回は初心者でも絶対楽しめるハラハラしっぱなしのミステリー小説を5つご紹介します!!

ハサミ男

殊能将之のデビュー作であるハサミ男は私が小説を読む習慣を始める前にミステリーの面白さを分からせてくれた作品です!!

この作品はあらすじを聞くだけでとても興味をそそる作品であること間違いなしです!!

  1. 主人公が連続殺人鬼
  2. 本人がやっていない事件が主人公と同じ手口で起こる
  3. その事件の犯人を連続殺人鬼である主人公が探る

通称「ハサミ男」と呼ばれる連続殺人鬼が主人公ということで

読者は主人公にすら彼の心情描写に理解することはできないため常にハラハラ感が付き纏います!

展開が二転三転し、読者の予想をはるか上をいく展開に留まらず、

最後にはあっと驚く展開が用意されており、一から見返してしまうことでしょう!!!

殺人鬼が主人公ということもあり、グロデスクな表現がある程度ありますので、どうしても苦手という方は避けることをお勧めします!

文学新人賞のメフィスト賞も受賞した至高のミステリー作品をぜひ読んでみてください!!!

七回死んだ男

西澤保彦の作品の七回死んだ男は、主人公が特殊能力を持っているという少し変わったミステリー小説です!!

といってもミステリー要素が特殊能力で全てやられていました!!と急に発表されるようなものではなく、

その特殊能力があること以外はロジックに則ったミステリーです!!

主人公はある日突然同じ日を7回ループさせられる特殊能力を持っており、

そのループが始まる日を主人公は決めることも予想することもできません!

どんな1日を過ごしたところで最後の7回目の行動がループが終了した時に反映されるのです!

  1. 祖父母の家に親戚たちで集まっている時にそのループが起きる
  2. 祖父が何者かによって殺されてしまう
  3. 主人公は1日をループして祖父の命を救おうと奮闘するが、どうしても祖父は亡くなってしまう

ミステリーに特殊能力というエッセンスを加えたことで全く予想できない展開で驚かされたのを覚えています!

物語も非常に読みやすく読者にとっても疑問点が分かりやすいため、なぜそうなったのかを一緒に考えながら読み進めることができます!!

また、この小説は分量が多くなく、読書を始める方もサクッと読むことができるためとてもオススメです!!

殺戮に至る病

殺戮に至る病は我孫子武丸の一作です!

最初に言っておきます。この作品は万人にお勧めできるものではありません!

かなりグロデスクで読者が気持ち悪くなってしまう可能性があるからです!

これまた、主人公が連続殺人鬼なんですが、

殺す描写が非常に生々しく、主人公の嗜好が捻じ曲がっているため殺した後の行動ですら気持ち悪いです。

しかし、その点に目を瞑れば非常に秀逸などんでん返し作品です!!

主人公がターゲットを決めて殺す

  1. 犯人がターゲットを決めて殺人を犯す
  2. 犯人を追う人々が事件を探る
  3. 相反する二つの視点が絡み合う

この作品は殺人鬼とそれを追う人の視点が交互に展開されていきます!

そして、徐々にそれらが絡み合っていくため読者は息つく暇もありません!!!

最後には我々が理解していたストーリーそのものを疑ってしまうような大どんでん返しで圧倒されてしまいます!!

筆者自身も当てようと試みて読み進めていましたが、予想するまもなく騙されてしまいました!!

非常に生々しく、グロデスクな作品のため苦手な方は読むのを控えることをオススメしますが、

それを乗り越えると非常に秀逸な一作なためチャレンジ精神をお持ちの方は手に取ってみることをオススメします!!

medium 霊媒探偵城塚翡翠

相沢沙呼のmedium 霊媒探偵城塚翡翠の魅力はなんと言ってもキャラクターです!!

霊媒師と探偵がタッグを組んで事件を解決していくのですが、

この作品は霊媒師が霊能力によって犯人を先に当ててしまいます!!

  1. 霊媒師が犯人を霊能力で先に知る
  2. それを元に犯人の犯行手段を特定する

こういった少し変わったミステリーなのですが、この作品の魅力はこれだけではありません!!

この作品にも読者を騙す大きな仕掛けが施されています!!

最後まで読めばこの作品がいかに作り込まれたものなのかがわかるでしょう!!

我々の予想を裏切るストーリーとキャラクターの魅力をぜひ堪能してください!!

また、この作品は続編があり、そちらも高い評価を得ていて独特な作品なのでこの作品を読んで気に入ったら続編も読んでみてください!!

その可能性はすでに考えた

井上真偽のその可能性はすでに考えたはこれまた特殊な作品です!!

この作品は、主人公がある不可解な事件に対して行われる探偵たちの推理を全て反証していくとするものです!!

つまり、探偵が不可解な事件の真相を解き明かしたと思ったら、それがなぜ不可能なのかを主人公が推理する物語なのです!!

  1. ある探偵が不可解な事件の真相を推理する
  2. 主人公がそれがなぜ不可能なのかを推理する

このような流れなのですが、毎回事件の推理に挑戦する探偵たちの主張が非常に最もらしく毎回納得させられていました!!

それらを鮮やかに反証する流れがとても気持ちよく、完璧に思えるこの推理のどの部分を否定するんだろうと毎回楽しみな気持ちで読み進めることができます!!!

作品自体のキャラクターたちに非常に癖があって慣れるまで多少時間はかかりますが、他にはない視点で描かれた作品なのでとても読み応えがあります!!

この推理のどこに穴があるのか、この事件の真相はどこにあるのかを予想しながら読むと非常に楽しめるので

2,3冊ミステリーを読んで、少し王道から趣向を変えてみたいと思った方は一風変わったこのミステリーを読んでみることをオススメします!!

まとめ

今回は初心者の方でも楽しめるミステリー小説を5つご紹介しました!!

王道から少し変わったものまで紹介したので、気になる作品をまず一つ読んでみて自分の好みを見つけることをオススメします!!

今回紹介した作品はどれも非常に秀逸な作品なのでどれを手に取ってみても楽しめると思います!

これらの作品でミステリーの面白さを知っていただければ光栄です!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次