超リアルなゲーム
ゲームの楽しみ方といえば、その世界に入ったかのような没入感のある体験ができるというのも要素の一つとして大きいと思います!!
最近のゲームは、利便性重視のゲームが多く、めんどくさい要素を省いて面白い部分だけを残す傾向にあると思います。
それらもゲームの素晴らしい進化の一つであると同時に、
ゲームの世界に入ったかのような没入感が損なわれている気がしませんか?
めんどくさい部分も体験してこそリアリティーを感じられるというもの!!
自由気ままにその世界に入って主人公の人生をそのまま体験した気分になるというのも、ゲームのあり方の一つ!!
ということで今回は超リアルでゲームの世界に入り込んだ気分になれるゲームを3作品ご紹介いたします!!
キングダムカム・デリバランス
今作は15世紀のボヘミア王国を舞台になんの変哲もなかった青年ヘンリーが様々な経験を経て、成り上がるという物語になります!
忠実に中世のヨーロッパが再現されているその世界観に最初は感動を覚えることでしょう!!
今作がその世界に入り込んだような没入感を得られる要素として、
- 主人公が最初はなんの変哲もないただの青年
- 自由度が高く、自分の好きな人間になれる
- 一人称視点且つ、世界観の作り込みが秀逸
今作がプレイヤーに世界に入り込んだ感覚にさせてくれる要素として、
主人公が凡人でなんの特筆したものを持っていない青年であることが挙げられます!
これによって、プレイヤーと主人公が同じ土俵で物語を始めることができ、成り上がる過程での凡人ならではの苦悩や葛藤をプレイヤー自身が肌で感じることができます!!
また、主人公は凡人ゆえ、とても弱く、またリアリティーを追求した世界のため、モブの敵キャラ一人にも負けてしまうくらい敵が強いです!
基本的にどれほど強くなっても多勢に無勢なリアリティーは変わらないのですが、慣れてくれば一対一なら簡単に勝てるようになるのも主人公とプレイヤーの成長がシンクロしている感覚が得られて良いですね!!
また、主人公をどう成長させるかもプレイヤーの自由であり、腕っぷしを強化して脳筋プレイや、話術などを磨いて知的プレイ、
また、善人な行動をとると周りの反応が好意的に、悪人の行動をとると周りの反応が厳しくなるなど
プレイヤーの選択・行動がそのまま主人公の能力や評価に影響を与えます!!
そして、世界観は常に実際に存在しているかのようにリアルでその時代を忠実に再現しています!!
モブキャラ達も突っ立っているわけではなく、仕事をしたり、歩き回っていたりと世界が動いている感覚が常に感じられるのも没入感を得られる重要なポイントです!!
中世ヨーロッパの世界の一人の人間の激動の人生をリアルに体験してみたいという方はこれ以上ないゲームなのでぜひプレイしてみてください!!!
また今作は、キングダムカム・デリバランス2の発売が2025年2月11日に決まっており、今作の続きとなる物語です。
今作をプレイしてみて面白いと感じた方は2もプレイしてみることをオススメします!!
レッドデッドリデンプション2
今作は筆者が最も神ゲーだと感じているゲームで結局オススメのゲームでも紹介いたしました!!
レッドデッドリデンプション2は西部開拓時代のアメリカを舞台に追われるギャングの一味となって、主人公アーサー・モーガンの人生を体験するゲームです!
今作はゲームとして非常に完成度が高く、ストーリーの深さやオープンワールドゲームとしての面白さなど別視点で見ても面白いのですが、
リアリティーという面でもシュミレーションゲームと言っても過言ではないほどの作り込みをしています!
- ギャングの人生をとてもリアルに洋画のような世界観で体験できる
- 挙動のリアリティーが他の追随を許さない
- あらゆるゲームシステムがリアルを追求している
物語が当時のギャングの実態をそのまま再現したような心情や出来事が展開される物語はドラマチックでありながら、リアリティーを併せ持つとても魅力的なものになっています!
ただ、爽快に敵を撃ち倒すのではなく、時に悲惨で残酷な事実を突きつけられ葛藤する主人公の描写はとてもリアルでこのゲームの深みを形作る源とも言えるポイントです!!!
キャラクターの挙動も非常にもっさりしており、人を選ぶ操作性ではありますが、それがこのゲームをリアルと見紛う挙動の要因です!
軽やかな動きで颯爽と動く最近のゲームに慣れている方からすると最初はうまく操作できず投げ出したくなるかもしれませんが、
そこがまた沼ってしまう重要な部分になることに数時間もプレイすれば気づくことができるでしょう!!
そして、このゲームはどこでもリアリティーを感じることができます。
移動方法は主に馬で、利便性のあるファストトラベルも限られた条件下でしか行うことができないため、
基本的には長い距離を馬でただ淡々と移動することになります!!
このなんともない日常に退屈なのではないかと思うかもしれませんが、実際はこの世界はただフラフラしているだけでもイベントが起こり、静かにただ移動することができる方が珍しいのです。
この落ち着いたひとときに喜びを感じるこの感覚こそがリアリティーそのものです!!!
他にも狩りや、釣りなどのサイドアクティビティーの作り込みもその世界観のリアリティーを形作っているのです!
西部開拓時代のアメリカのギャングの一員となってその世界観に入り込んでみたい方は今作をプレイすることを強くオススメします!!!
今作は、ナンバリングタイトルではありますが、前作の前日譚という位置付けなので前作をプレイしていなくても全く問題なく楽しめます!!!
ゴースト・オブ・ツシマ
対馬を舞台に蒙古襲来をきっかけに侍である境井仁の心境の変化を描いた今作は当時の日本の世界観の圧倒的な造り込みに高評価が与えられている作品です!!!
今作を制作したサッカーパンチプロダクションはアメリカ企業でありながら、その精密な日本考証によって日本の人々にもそのリアリティーが認められています!
- なんちゃって日本じゃない本物の当時の日本を忠実に再現した世界観
- 武士としての闘い方と忍びとしての闘い方を体験できる戦闘
- 武士の誉れに葛藤する主人公の心情
海外が作る日本を舞台にしたゲームは中国文化とごっちゃになってしまっていることが多々あり、よく批判されていたり、笑いの的にされていたりと散々なことが多いのですが、
今作はこれぞ日本!!と感じる日本らしさが十分に詰まった世界観で
日本らしい美しい世界につい感動してしまうこと間違いなしです!!
戦闘スタイルにも型があり、武士らしさ全開の戦闘を楽しめる一方で、
隠密で敵を倒すという選択肢もあり、クナイといった忍びとしての闘い方も体験できる一石二鳥のゲームでもあります!
そして、今作にリアリティーを感じさせる最も大きい要因として、
現代の人々にはなかなか受け入れられない当時の武士としてのあり方に葛藤するストーリーです!
武士は正々堂々真正面から戦うことが誉とされている世界で、
モンゴル軍のその容赦のない闘い方に追い詰められ、誉を捨て、対馬を守るために隠密行動で敵を暗殺する選択をとる主人公の葛藤や周りの反応などがその時代をとてもよく感じられて面白いです!!
蒙古襲来当時の日本のリアルを知るゲームはこれしかありません!ぜひ一度プレイしてみることをオススメします!!
今作も続編であるゴースト・オブ・ヨーテイの2025年発売が発表されました!!
今作をプレイして興味を持った方はぜひプレイしてみてくださいね!
まとめ
今回はその世界に入り込んだ気分になれる超リアルなゲームを3つご紹介しました!!
どの作品もリアリティーはもちろんゲームとしてプレイしても面白い作品ばかりですので、
そのリアリティーと面白さで作品の虜になっちゃってください!!